ひぐら誌[遊印放浪記]/望月信幸のパーソナルブログ

2014年10月アーカイブ

また ここから

浦安から無事に安曇野にもどってきました。

どんぐりころころさんでの

  「ぼくと遊印とあなた」 展

は、遊印を はさんで お茶を飲みながら おしゃべりして

ひとときの たのしい時間を 過ごさせていただきました。

遊印をはさんでの ぼく と あなた

この時間を 遊印のなかに つめこんで

これから またゆっくりと 印づくりをして

お手元に お届けしたいと思っています。

木が 生まれ 成長し 切りたおされた木が

縁あって ぼくのところにたどり着き そこからまた

乾燥し 切られ 磨かれ 彫られたものが

展示され あなたが選び ぼくが受け取り

そして ようやく 印が刻まれ あなたの手元に

届き そこから また あなたに 育てられ

遊印が 成長していく という 壮大な ものがたり。

そこには もちろん ぼく と あなたの ここまで 

ものがたりも あるんです。

  「ぼくと遊印とあなた」 展

には、そんなメッセージを 込めてみました。

また ゆっくりと かたらえる時間を 楽しみにしています。

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本日は、実家の庭の たわわになった 柿の実の収穫。

さる年うまれの 父上が 

まるで猿のように するすると 柿の木の 大木に よじのぼり

上から 柿の実がついた枝を おとしますと

下では カニのような ぼくが

その柿の実のついた 枝をうけ取り

ぱちん ぱちんと ハサミで 枝から 実を取るという

まるで さるかに合戦。

秋の ひとコマ でした。


さて 明日から 11月に はいります。

11月3日(月・祝)は

1日だけ はんこ屋さん です。


   ばしょ  野土花

         長野県安曇野市穂高有明3618-15

   じかん  10:00 ~ 16:00

 安曇野の文化イベント 「安曇野スタイル」 期間中

 陶芸 山崎 通子 さん

 陶芸 ジュリア・グリーフ さん

 の展示会場 に

 おじゃま シマス。


 いつもの行商セットを 手元に置き

 仕事をしながら おまちしております。


 


 

   

   

 

ぼくと遊印とあなた

先週末の松本クラフトピクニックは

晴天で けっこうな 人出となりました。

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望月くんは 64番

クラフトピクニックは ワークショップ と 実演のイベントで   

昨年(初参加)は ワークショップ

今年は 実演で 参加させていただきました。

工房で使っている 愛用のバタフライくん(仕事づくえ)

もいっしょに。

木版の自画像が目印。

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手元を動かしながら 行き交う人々を ながめたり

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2日目

朝日を浴びて

きもちよさそうな 彫刻は

松本の 洞沢今朝雄さん 作


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あっというまに 日も暮れて

さようならの 時間となりました。

のぞいてくれた方 ありがとうございました。

またどこかで 

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さて 今週は

ひさしぶりの 浦安に いきます。

         『ぼくと遊印とあなた』

場所  浦安の小さなギャラリー どんぐりころころ

日時  10月25日(土)~29日(水)

      12:00~18:00


どんぐりころころの作家さんの作品にかこまれて、おまちしております。


 DMは、自作の木版です。

 

ナントカ まにあいそう

コシの方も 8~9割がた 回復してきました。

ナントカ 週末の 出店に まにあいそうです。


週末10月18(土)、19(日)は 松本クラフトピクニック 

あがたの森公園に バタフライ(仕事つくえ)を 移動して

そこで 仕事をしていますので 御用の方は おこえかけください。

 パンフレットをお持ちの方は 64番に 望月信幸の 名前がありますので

ご確認くださいませ。


 同じ日に

  安曇野 三郷文化公園体育館 では

  文化産業展 があります。

 こちらは、松岡翠風篆墨会の中で 望月信幸(瑞風)のコーナーを

作ってくださる予定です。   とてもありがたいです!

お近くの方は どうぞご覧になってみてください。


   ひぐら誌童話       さく・望月 信幸


     大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん

                 7

 村の人たちは いったいなにが おこったのか わからなくなり

しばらく ポカンと くちをあけて いました。

が しばらくすると 少しづつ じょうきょうが わかってきました。

「そうか 小さなおすもうさんは はじめから 一歩もうごかず 

そこにいて 大きなおすもうさんだけが いきおいよく うごいて 

けむりが まきおこり そのとき おれたちは かってに 小さなおすもうさんが

どこかへ ふっとんでしまったと おもいこんでいた だけなのだ 」

と 気づきました。

 その日をさかいに 小さなおすもうさんのある 村の人たちは

小さなおすもうさんを うやまい たくさんのごちそうを まいにち

とどけました。

  小さなおすもうさんは 3年もすると 大きなおすもうさん になり

村を でて ほうぼうで だいかつやくを しました。


                 おしまい


 工房に行こう。

 


  

バンブツ ルテン

噴火騒動 台風騒動 クマ騒動

そして 学校の休校やら 早下校やらで

おかしな 10月をむかえた もんだと

思っていたり するのですが

日々刻々と あらゆるものが 動いているんだなと

腰を いため ゆっくりくんに なっている

望月くんは  感じていたのです。


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昨日も 工房にこもり ごそごそと

出店準備やら 創作やら を

していたのですが ふと

自画像 版画 を 制作しようと 思い立ち

彫って 刷ってみました。

いつも あなたは ボー っとしてる

と 連れ合いに 言われるのですが

たしかに ボーっと した顔でした。


     ひぐら誌童話   さく・望月 信幸


大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん


            6 

さがしに さがしましたが 見つからぬ 小さなおすもうさん。

もしかしたら 遠くの村まで ふっとんでしまったかもしれない。

小さなおすもうさんのことを みな ふびんにおもい

悲しい気持ちに なってきました。

そして 土俵のまわりは しんと 静まりかえっていました。

すると ちょうど 土俵の 真ん中あたりで

小さなこえが きこえてきました。

「おーい! ぼくは ここにいるよ~!」

行事さんが 土俵の真ん中 に行き

虫めがねをつかって 目をこらしました。

そこには 小さなおすもうさんが 

アリさんといっしょに にこにこ 笑っていました。

そして 行事さんは もう一度

大きなおすもうさんの方を ふりかえりました。

大きなおすもうさんは 土俵の外で

オロオロと していました。

すると 行事さん 「小さなおすもうさんの かち!」

と、小さなおすもうさんの手を 高々と 天にあげました。


                つづく


  ※ 万物流転(バンブツルテン)   自然界は 常に変化しているという 考え  


               ヘラクレイトス  ギリシャの哲学者  (紀元前540~480年頃)


ケガ の コウミョウ

くもったり 晴れたりの お天気。

週末 3連休には またまた たいふうが

やってこるとのこと。

こちらも 注意せねばなりません。

クマの出没は どうやら 山で どんぐりが

不作の年らしく たべ物を もとめて

里へ おりてきているようです。


どんぐりが 不作とは どういう ことなんだろ?


腰痛も4日目となりました。

いつものように 動きたくても 

うまく 動けないので

腰に 負担のかからぬように 精養しつつ

できることを しておりました。


そんななかで 生まれた ひぐら誌童話

ケガ の コウミョウ となれば

これ サイワイ です。


  ※ 怪我の功名  失敗や 悪いと 思ったことが 思いがけない 幸運に つながること。


   ひぐら誌童話     さく・望月 信幸


    大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん


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 どのくらい 時間が たったのでしょうか。

とても みじかい時間が とてもながく 感じられました。

そのうち 土俵の うえに たちのぼった けむりの もやが

すこしづつ はれてきました。


 まず みえてきたのは 山のように 大きなおすもうさんです。

そのもやは だんだん うえのほうから なくなってきて

したのほうまで すっきりと みわたせるように なりました。


さて 小さなおすもうさんは どこに いるのでしょうか?

ぎょうじさんも 村の人たちも 大きなおすもうさんも

土俵の外を こしを かがめながら いっしょうけんめい さがしましたが

さがせど さがせど みつかりません。


                   つづく


午前中は さんぽで こしを ならし

午後は また アルプスくんで 工房へ

クマ 騒動

先日、 小学校近くに クマが出たと

学校より お知らせが ありました。

今朝も いつものように おとうとくんと 小学校へ いきましたら

警察官の人やら 市役所の方々やら 猟銃をもったおじさんやらが

20人ほど 学校の校門前に 集まって おりました。

どうやら クマのすがたは 確認されなかったようで、

クマのかわりに 制服をビシッと決めた かっこいい警察官の 

まわりを こどもたちが とりかこんでいました。

このあと クマではなく 警察官が こどもたちを

また こどもたちが 警察官を おいかける 

ひと幕が ありました。

しばらくは クマさんに 注意が必要のようです。


   ひぐらし童話    さく・望月 信幸


 大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん


              4
 なには ともあれ おすもう大会が はじまる時間と

なりました。 行事さんが てん高く みぎ手を あげました。

 「ハッケヨイ ノコッタ!」


大きなおすもうさんが いきおいよく とび出したかと おもうと

ゴーーー という 大きな うなりごえを あげて

小さなおすもうさんの ほうへ 向かって きました。

すごい風と ともに とっしんしてきたので どひょうの上 には

けむりがたち なにも みえなく なりました。

おたがいの村の 人たちも 目を おおいました。


大きなおすもうさんの ある村の 人たちは 

「やっぱり しょうぶを するまでもなかったか。

あっというまに しょうぶが きまってしまった。」と

ものたりないような ほこらしいような 

そんな きもちで いました。


小さなおすもうさんの ある村の 人たちは

「あー やっぱり しょうぶを するまでも なっかったか

あっというまに しょうぶが きまってしまった。」

と ものたりないような かなしいような 

そんな きもちで いました。

        
              つづく


きょうも 秋晴れ。

クマさんに 出会わないように

アルプスくんに のって 工房へ いこう。


秋晴れ

きょうは、小学校の休校日。

午後は、お兄ちゃんが お友達を呼び集め

アパートの一室は、隠れ家のようになり、盛り上がっています。


あとは、まかせて そろそろ 外に出るとします。


腰痛も三日目。

一週間ほどは、むりせず 動けば 治るはず。

きょうも ゆっくりくんです。


 ひぐら誌童話      さく・望月 信幸


    大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん


               3

 さて いよいよその日が やってきました。

大村からは もちろん 村一番の すもうとりの

大きなおすもうさんが。

そして 小村からも もちろん 村一番の すもうとりの

小さなおすもうさんが 出場することに なりました。

大きなおすもうさんのある 村の人たちは

「これは 勝負をするまでもない。 あんな 米粒ほどの

小さなおすもうさんなら かんたんに かてる。」

と、口々に いいました。

大きなおすもうさんも 村の人たちと 同じように思い

余裕たっぷりな顔を していました。

小さなおすもうさんのある 村の人たちは

「これは まいった いくらなんでも あんな山ほどある

大きなおすもうさんには かなうはずがない」

と、口々に  いいました。

小さなおすもうさんは いつものように ただ そこにありました。


                  つづく

昨日の たいふうは やはり それほどでもなく

11時30分頃には こどもたちを 学校へ 送りだしました。

それまでの間 部屋の掃除をしていましたら 

こ こ 腰が・・・

疲労の あかしの 腰痛に みまわれ

ゆっくりくんに なりました。

夏のつかれを 取りながら ゆっくり童話 タイムです。


 
 ひぐら誌童話    さく・望月 信幸


第1話   大きなおすもうさん と  小さなおすもうさん


                2

ある秋の はれた日 大きなおすもうさんの ある村 と

小さなおすもうさんの ある村の 

村ざかいの やまの てっぺんで

おすもう大会を することになりました。


つぎの日

おたがいの村には 村長さんから

おすもう大会の あんないが 出ました。


 10月8日の ごご3時から

大村 と 小村との 村ざかいにある

やまの てっぺんで おすもう大会を ひらきます。

それぞれの村から ひとりずつ おすもうさんを出し

どちらが つよいかを けっていいたします。

どうぞ 村のみなさま

かんせんに 来てください。


   大村村長   小村村長

                   つづく


 

たいふう のため

今日は、台風のために 学校は 午後からとなりました。

それでも 安曇野は いつも あまり その影響を 受けにくく

今回も 今のところ おだやかです。

このまま しらぬうちに 過ぎ去って いくかもしれません。


ひぐら誌童話   さく・望月信幸


第1話  大きなおすもうさん と 小さなおすもうさん

                1

むかし むかし ある村に 大きなおすもうさんが ありました。

その おすもうさんは たいへん強く 大きかったので

その村の ひとたちは だれも その 大きなおすもうさんに

かてるひとは ありませんでした。

その村から ひと山こえたところには また

小さなおすもうさんが ありました。

その おすもうさんは たいへん小さかったのですが

たいへん かしこかったので 

この村の ひとたちは だれも その 小さなおすもうさんに

かてるひとは ありませんでした。

                        つづく


今日は、朝から 中程度の風が 

安曇野を かけまわっており

工房脇の 栗の実が 木から ばらばらと だいぶおちました。

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サンドペーパーで

ひたすら 磨き続けた 印材が

だいぶ 仕上がってきました。

一度目の 天然クルミオイル(昨年 山からひろってきたもの)

をぬって、すこし寝かせておきます。

右下は ひろったくり です。

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こちらは、初期から使っています リンゴの木の印材に

彫刻刀で オモシロ動物 などを ほったもの。

墨のように黒いのは 

ぼくが印を つくりはじめる きっかけとなった  えぞ彫り工芸社の先代が

北海道で 熊の木彫りの仕上げの際に使いました 加工技術です。

ぼくはできないので 今でもお願いしているんです。

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上に見えるのが 専用の彫刻刀です。

印を彫るときも 側面を彫るときも

つかいます。

べんりな 彫刻刀です。

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夏からとりかかっていました しおり です。

大町市にある 手すき和紙の 松崎和紙工業さんで もとめた

ちょっと厚手の 手すき和紙を  ちぎりまして

遊印を おし

そのあとに 柿渋を ぬりました。

そうすると 和紙がかたくなり 

押した印の 印肉も手に 着かなくなります。

一見 皮素材のような しあがりです。

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もう1種類?

ではなく 裏面です。

じつは、墨で文字を 書いたあと

失敗したな~ 紙がむだになってしまったな~

と失意して しばらくとってあったのですが、

しおりに することを思いつき

こうして 日の目を見る ことになりました。

オリジナル リバーシブル しおり です。

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オニグルミ

おやつに 食べても 美味です。


10月のおしらせ

午前中は、材料の磨き作業を

午後は、雨の降りそうな お天気でしたが

アルプス君にまたがり 版画の会へ


10月がはじまり 今年も残すところ あと3か月

でもまだ 90日ほど ありますから 

あわてず 秋を楽しみながら

 一日一日を 充実させて 

行こうと 思っております。


10月は ほうぼうに 顔出す(作品のみも)予定がありますので

おしらせいたします。


 ☆ 松本クラフトピクニック

   日にち 10月18日(土) 19日(日)

   ばしょ 松本市 あがたの森 

   じかん 10:00~16:00

   望月 居リマス


 ☆ 三郷文化産業展

   日にち 10月18日(土) 19(日)

   ばしょ 安曇野市三郷 三郷文化公園体育館

   じかん 18日 13:00~20:00

        19日  9:00~16:00

   問い合わせ 0263-77-2109


   作品のみの展示です。


 ☆ そば猪口アート公募展

   日にち 10月18日(土)~11月16日(日) 月曜休館

   ばしょ  安曇野市 髙橋節郎記念美術館

   じかん  9:00~17:00 まで

   問い合わせ 0263-81-3030


   望月出品の 篆刻そば猪口 が入選いたしました。

   作品のみの展示です。


☆  ぼくと 遊印と あなた

   日にち 10月25日(土)~29日(水)

   ばしょ  浦安の小さなギャラリー どんぐりころころ

   じかん  12:00~18:00 まで

  問い合わせ 047-352-0778


   遊印 秋の受注会です。 (新作印材、只今製作中です。)

   期間中は ずっと 望月居リマス


どうぞ 秋の展示会へ おこしくださいませ。


おしらせでした。

   

  

10月に入りました。

夏と秋が 半分半分くらいの 毎日から

秋の比率が高くなってきています。

安曇野の田んぼの稲は、ほとんどが刈りとられ

田んぼには 刈り取られた後の 株が きれいに並んでいます。


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とても 気持ちの良い天気でしたので、

ガレージで 仕事をすることにしました。

この木は 高野槙(コウヤマキ)

水に強くて 朽ちにくい 木だそうです。

弘法大師空海の高野山 に通ずる ところから

この名が来ているそうです。

ちょっと珍しい木 なので 

選定されたものを 印材にしてみることに。

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このぐらい とれました。

カットしていると 高野槙 独特の

気高い 芳香が 鼻を突きました。

まだ しっかり 乾燥しきっていないので 

もうすこし 寝かせます。

右奥の いすに のっているのは いちじくの実。


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見上げますと

昨年は 10ほどしか ならなっかた 柿の実が

ことしは 鈴なりに なっています。

あと1ヶ月もすれば よく熟れて 橙色に なることでしょう。

枝が折れませんように。

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カットした材の中を よく見ますと

黄色のテントウムシのような虫くん 発見!

その他にも仕事中には

アリくん 太ったハチくん 飛べない痩せたハチくん ケムシくん

など 次々と 来客が。

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カットした高野槙の樹皮を むいてみました。

しろくて つるつるした 木肌が現れました。

どんな 材になるか どんな彫り味か 

また 印の仕上がりは いかほどか

たのしみは もう少し 先という ことで。


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